4人のこどもとサブカルな日々

4人の子育て中でも必死な30代のサブカルおばさんです。絵本の事多め。

円山動物園の動物たちがお疲れで切ない【いっぱい死んでる】

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4月某日の午後、突然思い立って子どもたちを連れて動物園へ行きました。

上の写真は「エゾシカ・オオカミ舎」のシンリンオオカミさんです。

「円山動物園」、住所は札幌市中央区。

札幌や近郊の幼稚園や小学校の遠足や社会見学で行くことも多い場所なので、長男、長女は何度も行っていますが、下の2人は初めてです。

 

思ったより到着までに時間がかかってしまったので、閉園まで1時間半ほどしかなくてバタバタと見学したのですが、動物たちが、なんというか・・・やる気ない?

 

【レッサーパンダ】

せっかく真下から観れる展示なのに、早くお部屋に帰りたいらしい。


【札幌】レッサーパンダ【円山動物園】

 

【ブチハイエナ】

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ライオンさんに会いに行ったら建物でまずこの方がお出迎えしてくれたんだけど、とにかくずっとこのポーズ。

目だけたまに開いたり閉じたり。

 

【ワニさん】

結構大き目の水槽のワニさん。(正式なお名前失念)

ただひたすら浮いている様子がシュール。

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【マレーバク】

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「尿に気をつけて」の注意書きがありますが、子どもたちは見事にかけられてました。

(ガラス越しですのでご安心を)

16:30の退出時間に走ってお部屋へ戻っていきました。

 

閉園間際だったので見れなかった動物もちらほら。

次男がオムツから布パンツに移行中なので、トイレに連れてくのが大変で、周るのに時間がかかったのもありますが。

 

良かった点は、昔と違って道がきれいに舗装されていて、段差等が少なく、ベビーカーでの移動が楽でした。

ただ、地下の駐車場のベビーカー用のスロープの場所がわかりにくい。

行き(地下から地上へ)は階段をベビーカーを抱えて上ったのだけど、帰り(下り)はさすがに怖くてスロープを探したのだけど、まぁわかりにくいし遠かった!

(私がアホなだけかもしれませんが・・・)

 

 

北海道ということもあり、温かい土地の動物を飼育するのは色々と大変なんじゃないかな~と思います。

なのでどうしても冬や夜は狭い建物に入らなきゃいけないのは、少し可哀そうな気もしますが・・・。

 

【いっぱい死んでる?】

ちなみに、円山動物園と言えば最近動物さんが亡くなるニュースが多いです。

死んでしまった動物たちを調べて一覧にしてみました。

 

2013年 1月 シンリンオオカミ(柵越しに他のオオカミに噛まれ死亡)/タンチョウ/コツメカワウソ/ゴマフアザラシ/

2013年 2月 クロザル/ハイイロコクジャク

2013年 6月 サーバルキャット(キキ)

2013年 9月 ホッキョクグマ(転落死)

2014年 5月 マレーバク(トーヤ)プールの壁と柵の間に引っかかり溺死

2014年 8月 アンデスコンドル

2015年 5月 コツメカワウソ(プールの濾過口に足を吸い込まれ溺死)

2015年 7月 マレーグマ(ウッチー*)

2015年 8月 グラントシマウマ/マサイキリン

2016年 6月 チンパンジー(もみ子36歳)/ライオン(ティモン19歳)

2016年10月 オランウータン

2017年 1月 オオカンガルー(餌カゴに頭を挟んだ?後脊髄損傷)/モモイロペンギン/ニホンザル(花子)

2017年 3月 モモイロペンギン/

2017年 4月 サーバルキャット(ケビン3歳)/エゾモモンガ

2017年 5月 テナガザル(グレコ)

2017年 7月 エゾシカ(投薬処置中に状態急変)/エゾシカ(栄養障害)

2017年 8月 マサイキリン

2017年10月 ワオキツネザル(28歳)/サーバルキャット(国内最高齢)

2018年10月 エゾシカ(骨折の治療の麻酔中に容体悪化) 

 

※参考:動物紹介/札幌市円山動物園

 

2013年の1月、死にすぎ・・・?

高齢、病気で動物が死んでしまうので仕方がないとして、事故や窒息、仲間同士でのケガで死んでしまうのは胸が痛みます。

まして死因不明って。

特にマレーグマは若いカップルの縁結びにおばあちゃん熊(ウッチー*)が間に入れられて、雄熊に殺されてしまうというショッキングな出来事で、結構なニュースになりました。

興味のある方は、「マレーグマ ウッチー」で調べるといろいろな情報が見られると思います。

 

ホンモノの動物を間近で見たいという気持ちもわかりますが、このご時世、リアルタイムで鮮明な映像が観れる世の中になっているし、動物の飼育や見世物としての扱い方ももう少し考えられないかな、なんて少し思ったりもしました。

 

2018年、11年ぶりにゾウがやってくる!

円山動物園は1951年開園、1953年にゾウの花子がやってきます。

1961年に2頭目のゾウとなるリリーがやってきますが、2年後に死亡。

花子は2007年に60歳でその生涯に幕を閉じました。

 

数年前からゾウの受け入れを検討していた円山動物園ですが、このたび4頭のゾウを迎えました。

ミャンマー国からアジアゾウ4頭が来園しました/札幌市円山動物園

空輸できたゾウさんたち、しばらくは慣らしのために生活して、公開は2019年春の予定だそうです。

このぞうさんたちも花子のように長生きしてほしいと切に思います。